ペタペタシフト シフト管理&勤怠管理アプリ
アプリの特長
スピード感と組みやすさ
ペタペタシフトは看護スタッフのスケジューリングから生まれたシフト管理アプリです。
多忙を極める医療現場で、いかに「すばやく」「柔軟に」「的確な」スケジューリングを行うか。
ここに焦点を当てて開発されました。
ペタペタシフトは自動化が難しいシフト表でも、頭にイメージしたシフト表をすばやく書き起こすことができます。手になじむ操作性で初めての方にも使いやすく、慣れるとどんどん早く操作できるようになるアプリです。
シフト表を自動で作成
自動作成機能では「曜日ローテーション」というシンプルな条件でシフト表のベースを作ります。
そのあとは、マウスでペタペタと微調整すればOK。
メモを入力する機能は、スタッフさんへの配慮が必要な日のシフト調整に便利です。
シフト表がそのまま出勤簿に
作成したシフト表はそのまま出勤簿として編集・印刷することができます。
シフト表を作るだけで全員の出勤簿が自動で作成できます。
アプリ仕様
アプリを起動するとまずシフトを入力する画面が表示されます。
シフト表の右上にはシフト表を印刷するボタンがあります。
シフト表の日付をクリックすると時間チャートが開きます。
シフト表のスタッフ名をクリックすると出勤簿画面が開きます。
シフト表のタブを「シフト管理」から「勤務管理」に切り替えると、勤務管理表が開きます。
入力できる項目数・文字数
1日につき入力できる項目数・文字数
シフトパターン | 1日につき1つ選択。 |
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勤務時間 | 開始時刻・終了時刻がそれぞれ1つずつ。 |
休憩時間 | 休憩の開始時刻・終了時刻は、1日につき5セットまで。 |
勤務区分 | 休出・有休・欠勤・外出・遅刻などから1つ選択。 (※外出が複数ある場合は、休憩時間で回避をお願いします。) |
希望メモ(事由) | 8文字まで。 |
シフトパターン に登録できる項目・文字数
シフトパターンの数 | 無制限。 |
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シフトパターンの種類 | 勤務・休日。 (開始時刻と終了時刻に0:00にセットすると休日シフト扱いになります。) |
シフト名 | 3文字まで。 |
文字色 | パレットから指定。 |
背景色 | パレットから指定。 |
勤務時間 | 開始時刻・終了時刻がそれぞれ1つずつ。 |
休憩時間 | 休憩の開始時刻・終了時刻は、1パターンにつき5セットまで。 |
スタッフリスト等に登録できる項目・文字数
ニックネーム | 3文字まで。(「スタッフリスト」メニューにて入力) |
---|---|
氏名 | 10文字まで。(「氏名・部門・ローテーション」メニューにて入力) |
部門名 | 3文字まで。(「部門名の登録」メニューにて入力) |
運用の流れ
1.シフトの入力
シフト作成の担当者のパソコンにセットアップしてシフトを入力します。
当アプリは入力者が1名の現場を想定しています。
シフトの入力者は1名となるように運用してください。
2.シフト表の印刷
月に一度、シフト表を印刷して貼りだします。
また、必要に応じて人数分を印刷して、スタッフに配ります。
一日ごとのシフト表が必要な場合は、随時、時間チャート画面から日ごとのシフト表を印刷します。
3.出勤簿の印刷
勤怠管理としての締日に、出勤簿を印刷して保管します。
また、給与計算のために勤務管理表も印刷しておきます。
4.給与計算
勤務管理表を見ながらこれまでの方法で給与計算を行います。
5.バックアップ
アプリケーションフォルダをまるごとコピーして別名フォルダで保管します。
月に一度に限らず、大きなシフト変更があったらつねにバックアップを取ることをおすすめします。データ保存としてのファイルサイズはさほど大きくないので、こまめにバックアップをおとりください。データのサイズが気になる場合は、古いものからzip圧縮すると安心です。
アプリのセットアップ方法
- PCのローカルディスク(C:)にアプリのスタートキットを配置するだけで利用できます。
- スタートキットを配置したフォルダをアプリケーションフォルダと呼びます。
アプリケーションフォルダの中の起動ファイル「petapetashift.exe」を実行するとアプリのメイン画面が起動します。
★詳しくはダウンロードページに記載しております。
ご注意
- ネットワークでアプリを利用(共有)することはできません。
利用PCごとにスタートキットの配置が必要です。(共有では正常動作しません。) - スタートキットは必ずローカルディスク(C:)に配置する必要があります。
ローカルディスク(C:)内であればフォルダ階層がいくつあっても大丈夫です。
アプリの使い方
シフト表の作成
アプリのメイン画面が1ヶ月のシフト管理表です。
シフト管理表には、右クリックや自動作成でシフトを埋めていきます。
入力モードを切り替えると勤怠や希望メモが入力できます。
シフト表が作成できたら印刷ボタンよりシフト表を印刷します。
時間でのシフト調整
シフト表を時間帯を吟味して調整する必要がある場合は、時間チャート画面でシフトを調整します。シフト管理表と同様に、右クリックや自動作成ボタンを使ってシフトを調整します。
画面上部のグラフには、その時間帯の人員のボリュームが表示されます。
シフト表では部門グループや時間での並び替えができるので、視点を変えながらシフト調整ができます。
スタッフの出勤簿作成
勤務管理表で勤怠管理
詳しくは操作マニュアルのサイトをご覧ください
アプリ誕生エピソード
開発のきっかけ
「シフト調整に悩んでいる方に便利に使っていただけるアプリを作りたい。」
それが当アプリを開発することになったきっかけです。
シフトのイメージを思い描きながら、自由自在にシフト表を組み上げられたら、シフト表の作成が楽しくなるのでは?
そこで、真っ先に「右クリックでシフトを呼び出せるシフトアプリ」というものを考えました。
実は、私がシフト表作成アプリを作りたいと思った経緯がここにあります。
当時、病院のスタッフスケジューリングアプリを製作していた時はマウス操作に制約がありました。
それは、「左クリックしか使わない」というものでした。
Windowsのマウスには「左クリック」だけでなく、「右クリック」もあります。
「右クリック」は、主にエクスプローラーやエクセルなどでピンポイントなメニューを出すときに使う操作です。
マウスの「右クリック」が使えたら、シフト作成はもっとラクになるのに。
そんな想いが、当アプリの開発へと駆り立てました。
そしてさらに、エクセルのように範囲コピーできたり、曜日のスケジュールで自動作成できたり、という機能も実装しました。
これにより、手になじむ操作性で「シフト表をサクサク作成できるアプリ」になりました。
当アプリがみなさんのシフト作成のお役に立てたら、とてもうれしく思います。
アプリ略歴
ペタペタシフトは2008年に「Workin' SHIFT(ワーキンシフト)」として初版が公開されました。
そこから機能を追加するなどバージョンアップし、もう少しピンとくる名前にしようと、「テクニカル シフティー」に改めました。
「テクニカル シフティー」にしたところで機能面での安定版となったのですが、
もっと親しみやすい名前を、として付けられた名前が現在の「ペタペタシフト」です。
- 2008年 12月 「シフト表作成ソフト Workin' SHIFT」として初版公開
- 2012年 5月 「シフト表作成ソフト テクニカル シフティー」に改名
- 2015年 1月 「シフト管理&勤怠管理アプリ ペタペタシフト」に改名
- 現在に至る