届出区分 (チーム・ポテンシャル)
届出区分とは、特別な勤務があった場合(届出が必要な勤務)に入力する項目です。
通常勤務の日はとくに入力する必要はありません。
届出区分を入力すると、出勤簿ツールの右端や勤怠管理ツールでカウントされたり、区分によっては労働時間が残業時間などが算出されます。
また、各種「届出書」が印刷できるようになります。
一般的に必要な勤怠の種類をご用意しました。どれを使用するかは御社の規定に従って下さい。なお、説明では簡単な用語で説明しております。正確な表現・意味は、御社内でご周知ください。
1.振替出勤
- 勤怠管理として振替出勤の回数をカウントするための区分です。
- 入力すると、勤怠管理ツールにて「振出」の数がカウントされます。
①出勤日と休日を取り替えるときに入力
- 出勤日と休日を取り替えるときに使用します。
取り替えるときに休日を決める場合に使うもので、一般的には一週間以内に休日を取得します。 - 出勤日と休日を取り替えるだけなので、「休日手当は発生しない場合」に利用します。
- 振替休暇にする日付も入力
- 振 出 を選択すると、 振 休 の日付を入力する画面が表示されます。時間外の計算をする上で 振 休 の所定勤務時間が必要となるからです。
- 振 出 を選択すると、 振 休 の日付を入力する画面が表示されます。時間外の計算をする上で 振 休 の所定勤務時間が必要となるからです。
- 「振替休暇(振休)」もセットで入力
- 「振替休暇(振休)」もセットで入力する必要があります。
上記説明にて「振替休暇の日付を入力する画面が出て日付を入力する」とありますが、その日付に 振 休 が自動で入力されることはありません。
振替休暇として入力した日付の「届出区分」欄に、 振 休 を入力してください。
- 「振替休暇(振休)」もセットで入力する必要があります。
②出勤予定日の労働時間をオーバーしたら残業扱い
- 本来出勤するはずだった日の労働時間をオーバーした時間は残業となります。
- 時間外 には、 振 休 の所定勤務時間を超えた分が表示されます。
- 休む日を替えるだけであり 休 出 にはならないため、 休日 欄には加算されません。
③割増ピックアップでの計算のされ方
割増ピックアップでは、
平日(所定内)、平日(残業)、平日(深夜残業) にそれぞれ分けて表示します。
- 例:振休日の所定時間が 「9:00~18:00(休憩1:00)」 の場合
実働時間が9:00-23:00(休憩1:00)なら
平日(所定内) 8h+平日(残業)4h+平日(深夜残業)1h
2.休日出勤
- 休日出勤の回数をカウントするための区分です。
- 入力すると勤怠管理ツールに「休出」の数がカウントされます。
①休日に働いた分を「給与で支払いにする場合」 に入力
- 休日に働いた分を「給与で支払いにする(代休を取得しない)場合」 に利用します。
・当区分の運用については、所属部署の上司等に相談してください。
・手当がつく休日かどうかは総務担当の方へご確認下さい。
②すべて「休日労働時間」に加算
- その日の実働が全て 休日 の欄に加算されます。
③割増ピックアップでの計算のされ方
割増ピックアップでは、
休日労働(残業)、休日労働(深夜残業)に分けて表示されます。
- 例:休出する日の所定時間が「0:00~0:00(休日のため所定時間の設定なし)」の場合
実働時間が9:00-23:00(休憩1:00)なら
休日労働(所定内) 0:00
休日労働(残業) 12:00
休日労働(深夜残業) 1:00
3.代替出勤
- 勤怠管理として代替出勤の回数をカウントするための区分です。
- 入力すると、勤怠管理ツールにて「代出」の数がカウントされます。
①あとで代休を取得する休日労働に入力
- あとで代休を取得する休日労働に使用します。(代休の取得+休日手当)
・当区分の運用については、所属部署の上司等に相談してください。
・手当がつく休日かどうかは経理・総務担当の方へご確認下さい。 - 代替休暇の日付も入力
- 代 出 を選択すると、 代 休 の日付を入力する画面が表示されます。時間外の計算をする上で、 代 休 の所定勤務時間が必要となるからです。
- 代 出 を選択すると、 代 休 の日付を入力する画面が表示されます。時間外の計算をする上で、 代 休 の所定勤務時間が必要となるからです。
- 「代替休暇」もセットで入力
- 「代替休暇(休)」もセットで入力する必要があります。
上記説明にて「代替休暇の日付を入力する画面が出て日付を入力する」とありますが、その日付に 代 休 が自動で入力されることはありません。
代替休暇として入力した日付の「届出区分」欄に、 代 休 をセットしてください。
- 「代替休暇(休)」もセットで入力する必要があります。
②すべて「休日労働」に加算
- 代 出 の労働時間は、すべて 休日 欄に加算されます。
- 代 出 の場合、残業した時間数もまるごと 休日 欄に合算されます。
- 「平日の残業」と「休日労働の残業」では、給与の計算が異なるため、 時間外 欄には合算されません。( 時間外 は、平日の残業を合算する欄です。)
- なお、「休日労働の残業」は「割増ピックアップ」にてより詳しく仕分け表示されます。
③割増ピックアップでの計算のされ方
割増ピックアップでは、休日の労働時間を
休日労働(所定内)、休日労働(残業)、休日労働(深夜残業)に分けて表示します。
- 例:代替日(代休日)の所定時間が 9:00-18:00(休憩1:00)の場合
実働時間が9:00-23:00(休憩1:00)なら
休日労働(所定内) 8:00
休日労働(残業) 4:00
休日労働(深夜残業) 1:00
4.有給休暇
- 勤怠管理として有給休暇の回数をカウントするための区分です。
- 入力すると、勤怠管理ツールに「有休」の数がカウントされます。
有給休暇を取得する場合に入力
年次有給休暇を取得する場合に入力します。
全日有休と半日有休(AM・PM)
選択肢には、 有休 有休AM 有休PM の3つがあります。
半休(AM,PM)を選択した場合は、取得回数が0.5としてカウントされます。
(※半休の使用については、御社の規定に従って下さい。)
残りの有休を表示するには有休数を設定
メイン画面右側の「有休」欄に、取得した数がカウントされます。
メイン画面右側の「残」欄に、残りの有休数が表示されます。
- 「残」を表示するには、有休管理画面にて有休数を設定しておく必要があります。
5.代替休暇
勤怠管理として代替休暇の回数をカウントするための区分です。
入力すると、勤怠管理の画面に「代休」の数がカウントされます。
突発的な休日出勤のあとで代休を取得する場合に入力
突発的に休日の労働をした後、その代休を取得する場合に使用します。
代替出勤 とセットで使います。
全日代休と半日代休(AM・PM)
選択肢には、代休 代休AM 代休PM の3つがあります。
メイン画面右側の「代休」欄に、取得した数がカウントされます。
半休(AM,PM)を選択した場合は、取得回数が0.5としてカウントされます。
(※半休の使用については、御社の規定に従って下さい。)
6.振替休暇
勤怠管理として振替休暇の回数をカウントするための区分です。
入力すると、勤怠管理の画面に「振休」の数がカウントされます。
出勤日と休日とを取り替える場合に入力
出勤日と休日とを取り替える場合に入力します。
振替出勤 とセットで使います。
全日振休と半日振休(AM・PM)
選択肢には、 振休 振休AM 振休PM の3つがあります。
メイン画面右側の「振休」欄に、取得した数がカウントされます。
半休(AM,PM)を選択した場合は、取得回数が0.5としてカウントされます。
(※半休の使用については、御社の規定に従って下さい。)
7.特別休暇
勤怠管理として特別休暇の回数をカウントするための区分です。
入力すると、出勤簿や勤怠管理ツールの「特休」にカウントされます。
会社が福利厚生として設けた休暇を取得する場合に入力
慶弔休暇・リフレッシュ休暇など、
会社が福利厚生として設けた休暇を取得する場合に入力します。
・当区分の運用については、所属部署の上司等に相談してください。
・特別休暇の種類や制度については、総務担当の方へご確認下さい。
8.欠勤
勤怠管理として欠勤の回数をカウントするための区分です。
入力すると、出勤簿ツールや勤怠管理ツールの「欠勤」にカウントされます。
欠勤した場合に入力
欠勤があった際に使用します。
ご注意
※欠勤した場合は、「欠勤」を入力する必要があります。
「勤務時間が未入力だったら 欠勤 が自動でセットされる」...ということはありません。
9.早朝・遅刻・外出
勤怠管理として早退、遅刻、私用外出の回数をカウントするための区分です。
入力すると、出勤簿や勤怠管理ツールの「早退」「遅刻」「外出」にそれぞれカウントされます。
早退、遅刻、私用外出をした場合に入力
早退、遅刻、私用外出があった場合に利用します。
ご注意
※早朝・遅刻・外出をカウントするためには、それぞれ入力が必要です。
「所定と違う時間が入力されたら遅刻が自動でセットされる」...ということはありません。